2021年3月7日 2021年11月19日
こんにちは!MINACHAYAのミナです。
前回に続き、「約束のネバーランド」12巻の見どころと感想についてご紹介していきます!
前回、ついにレウウィス公を倒し、ゴールディ・ポンドを脱出したエマ達。全食用児の解放に向け、新たに得た情報を元に動き出します。しかしその裏で、食用児を捜索するラートリー家。
約束のネバーランド11巻
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『約束のネバーランド』11巻【ネタバレ有】ゴールディ・ポンドから脱出できるのか?レウウィスとの闘いの行方は?
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支援者と連絡を取ることはできるのか?七つの壁とは?ラートリー家から逃れられるのか?
早速12巻を見ていきましょう。
ネタバレ注意です。
目次
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「約束のネバーランド」12巻【ネタバレ有】見どころと感想
クディウティダラ
2046年3月ー
ラートリーから指令を受けたある男は、食用児の隠れ家を探していた。
見つければ全員殺処分。シェルターへと突入する武装した男達。しかしそこには誰もいないー
ー朝6時
B06-32シェルターの朝は鍋の音で始まる。元気いっぱい鍋を叩きながら、みんなを起こしに回るクリス。
今日もみんなで食卓を囲み朝ごはんを食べる。
ここでの暮らしも一カ月半が経とうとしていた。現在63人家族の大所帯。性格も年齢も、出身農園も違う。でもみんな仲良く暮らしている。
料理や掃除、食料調達など仕事は分担制。ハウスより狭いし、一人あたりのご飯の量は少なくなったけど、毎日が楽しい。
仲間が増えて、できることも増えた。この生活が好きだと感じるクリス。
エマは”隠し部屋”へと入る。そこにはレイとルーカスの姿もあった。”支援者”からの連絡は、と聞くエマに、音沙汰なしと応えるレイ。
ー7日前
まずは”支援者”と連絡を取ることが先決だと考える子供達。
シェルターの回線は外から探知できない仕掛けが施されている。ミネルヴァの残した資料によると、ダミーのシェルターもいくつか用意されているらしい。よっぽどのことがない限り居場所はバレない。
しかしどうやって連絡を取るのか。エマはモニター室の下に隠されていた部屋へとみんなを案内する。そこには電話が設置されていた。
この電話から指定された番号にかける。すると24時間以内に支援者がかけ直してくれるそうだ。番号を押し電話をかけるエマ。
それから7日経ったが、音沙汰はなかった。ゴールディ・ポンドで聞いたミネルヴァの録音。そこから15年が経っている。さすがに支援者はいないのかと溜息をつくレイ。
男は電話でラートリーに報告していた。見つけたシェルターは誰もおらず、恐らくダミー。そして恐らく先代の手の者が残っている。
想定される人数は40人以上、痕跡を全て消すことは不可能だ。しかしそれを追ってきたところ、ダミーへと辿り着いた。
食用児の足取りを消し、偽の痕跡で自分達を誘導した。協力者がいると言う男に、ラートリーはやり方を変えようと提案する。食用児すべてとその協力者全員ー
「まとめて始末しろ 任せたぞアンドリュー」
ーその頃、隠し部屋では電話が鳴り響いていた。支援者からだ。
エマが受話器を取ると、モールスで何かを伝える支援者。
今は会えないが、じきにこちらから接触する。敵はミネルヴァの弟、現当主のピーター・ラートリー。
レイが合言葉を聞くと答える支援者。どうやら本物のようだ。必ず迎えに行くからそこを動くなと伝え、切電された電話。
まずは支援者と連絡が取れたことに安堵するエマ。しかし自分達が”七つの壁”を探して食用児全員を解放しようとしているとは知らないはず。かつ電話の状況から、だいぶ差し迫っているようにも感じる。
それだけ敵の脅威が近い。いつ連絡が来ても良いように交代で電話番を配置しようと提案するレイ。そして支援者との接触の前に”七つの壁探し”をしなければならない。
“クディウティダラの竜の目で昼と夜を探すべし まずは北へ10里 つぎに東へ10里 つぎに南へ10里 つぎに西へ10里 天へ10里 地へ10里”
“砂の間(はざま)で矢が止まり 日が東へ沈むとき 地が哭(な)き壁は現れる 彼と我らを隔たつもの 即ち七つの壁なり”
ゴールディ・ポンドから持ち帰った資料を見ているトーマとラニオン。全体的に意味不明だが、”クディウティダラ”の文字は見覚えがあると言う2人。
レイは資料室にあった古文書の解読を子供達に頼んでいた。レイの読み通り、この本は何人もの人の手記の写本だったと言うドン。
時代も場所もバラバラ。鏡文字のラテン語で記されたページもある。そしてそのページが一番古く、恐らく”約束”を結んだ一族、ラートリー家の1000年前の家来の手記であった。
その中に”クディウティダラの竜”が出てくると言うドン。ギルダは多分場所の名前だと言って地図を広げる。
地図には鏡文字でクディウティダラと書かれた箇所がある。新たに座標も書き足されているようだ。
“D528-143”
まずはここに行ってみることだなと言うレイ。シェルターからはだいぶ遠い位置だ。
支援者はここを動くなと言っていた。よって基本はシェルターを守らなければならない。行くのは少人数だ。
自分とエマ、それからドンとギルダを連れて行くと言うレイ。驚くドンとギルダ。子供だけで大丈夫かと尋ねるユウゴに、シェルターと全員を守る方をお願いしたいと伝えるエマ。
ドンどギルダは頼れるし覚えも早い。そんなエマとレイの言葉に涙を流して喜ぶ2人。いつも待ってるだけで心苦しかった2人。やっとエマとレイの隣に立てるのが嬉しいのだ。
4人じゃロクに見張りもできないため、ザックとヴァイオレットも連れていけと言うユウゴ。
6人は数日かけて準備を整え、シェルターを出発。D528-143”クディウティダラ”を目指す。
ーハウスで子供達と一緒に遊ぶフィル。
エマ達がハウスを脱走して早2か月。あの”火事”のあと、残された4歳以下の子供達はバラバラの施設へと引き取られていた。
ママはどこにいるのかは分からない。新しい生活に新しいママ。新しい兄弟はみんないい人達。だけどみんな何も知らない。
子供が今日も里子という名目で出荷されていく。レイもこんな気持ちだったのか、と涙をこらえ見送るフィル。
“会いたい”
さみしくて苦しい。エマに会いたいフィル。
でも約束した。頑張るって決めた。負けない、僕がみんなを守るんだと心を奮わせ、フィルは今日も1日をおくっていた。
そんなフィルにある男が訪ねてくる。アンドリューだ。
「フィル・・・君と話がしたい」
ーその頃エマ達は、クディウティダラを目指し森の中を進んでいた。
地図を暗記してきたグレイス=フィールドの4人。しかし情報が古い。地形はともかく鬼の集落は地図通りだと思わない方がいいとみんなに伝えるレイ。
まず鬼に遭わないこと。痕跡を逐一観察し、徹底的に回避する。それでも遭ってしまったら、見つかる前に身を隠す。それでも見つかってしまったら、仲間を呼ばれる前に片付ける。
一番ヤバいのは人型の知性のある鬼だ。街や都市は何としても避けなければならない。
野生の鬼に出くわしながらも、なんとか森を進んで行くエマ達。とうとう、クディウティダラへ到着する。
一緒に行ける
エマとレイがドンとギルダに一緒に来て欲しいと頼むと、2人は泣いてしまいます。嬉し泣きで。
ドンもギルダはエマとレイがゴールディポンドに行ってる間、みんなのお世話を立派にしてたけど、内心はめちゃくちゃエマたちのこと心配してたんでしょうね。
見送ることしかできない
火事の後、バラバラのプラントに分けられたフィルたち。施設の秘密を知ってるのはフィルだけ。仲良くしてくれた家族が今日も里親という名目の出荷をされてく姿を見ることしかできなくて、めちゃくちゃ苦しい気持ちですよね。
誰にも明かせず、悟らされないように平静を装うフィル。フィルも言ってるようにレイもかつてはこんな気持ちだったんでしょうね・・・。
入口
D528-143”クディウティダラ”に到着した6人。
“クディウティダラには竜がいてその目は何でも見通せる”
そう古文書に書いてあったが、竜なんて本当にいるのか。何かの喩(たと)えと言いたいところだが、実際に”鬼”もいたし竜もいるかもしれないと言うギルダ。
少なくとも周りにあるのは朽ち果てた遺跡のみ。この遺跡に何かヒントがあるのか。遺跡に触るエマ。
するとエマは信じられない光景を目にする。自分は水の上に立っていて、水の下に1つ目の大きな竜がいる。驚くエマ。
この遺跡で何か儀式のようなことをしている鬼達、鬼と握手をしている男性、逃げ惑う人達、そして鬼に瓶詰めにされている人間。エマの目に色々な光景が映し出されていく。
「かこのこうけいだよ」
エマが振り向くと、先ほどの竜と鬼の子供がいた。
今エマは見ているだけ、次は入口からちゃんとおいでよと言う鬼の子供。
下半分は夜のように暗く、上半分は昼のように明るい不思議な空間。
「いりぐちはどこにもないけど どこにでもあるから そしたら あそぼ」
鬼の子供はそう言うとエマを飛ばす。エマが最後に見た光景は、寺院のような建物と、ゴールディ・ポンドでも見た金色の水だった。
現実世界に帰ってきたエマは放心状態。ヴァイオレットに頭をはたかれ気が付いたエマは、みんなも竜を見たか尋ねるも、見たのはエマだけのようだ。
急に走り出したエマは遺跡に登り始める。追って遺跡を登るレイ。2人が遺跡を見下ろすと、遺跡全体が”目”の形をしていた。
竜や過去の光景、昼と夜が一緒になった場所を見た。そして多分〇〇にも会ったとレイに説明するエマ。
エマはムジカからもらったペンダントを手に取ると、ペンダントの模様と遺跡の形が似ていることに気づく。
多分この遺跡が”竜の目”で、かつては望むもの、何かが見える特別な場所だった。だけど今はもう見えなくなっていて、自分だけが見た。自分だけがこのペンダントを持っていたからなのか。
このお守りは一体何なのか、ムジカは何者なのか。エマは全員に自分の見た光景を説明する。エマが見た場所が”昼と夜”。次はそこの入口を探せばいいんだなと言うザック。
6人は一度シェルターに戻って、次はエマの見た寺院のような建物をあたってみることに。
ー2047年9月
鬼の街では、農園が襲われた話題で持ち切りになっていた。バイヨン家領下の量産農園2つだ。最近”盗難”事件が増えているらしい。
グレイス=フィールドから脱走して早1年と8か月。ラートリー家に襲われることもなく、子供達は生きていた。しかし支援者からの連絡は未だなし。
クディウティダラからシェルターに戻って来た後、エマが見た寺と金の水の場所を探し始めた子供達。エマが見た景色と寺の形を、地形の文化圏と照らし合わせて絞り込んでいく作戦だ。
そして半月後、東側を調べにシェルターを出発したエマ達。7か月後に戻ってくるも、東側は全てハズレ。次は西側だ。
西側には金の水の場所の候補地が7つ、寺の候補地が3つ。その内、西側の寺の候補地すべてが鬼達の町の中にあったー
町の中を歩く小さな鬼達6人。すれ違った鬼の子供の兄弟は、人間の腕が瓶詰めされたモノを抱えている。町のお店で買ったようだ。
この肉は量産肉。やっぱり高級人肉は美味いのかなあと呟く兄の後ろで、何気なく弟が振り返る。すれ違った鬼の内の一人。その鬼が着ている服の裾から、見慣れない足の形が覗いていた。
「兄ちゃん へんな足!へんな足!!」
弟の声で兄が振り返ると、そこには誰の姿もなかった。
走って建物の陰に隠れる6人の鬼達。人気のないところまで更に進んでいく。
「危なかった・・・!」
そう言い仮面を取る鬼達。それはエマ達だった。鬼の町に潜入するため、変装していたのだ。
ー2047年10月
シェルターへ戻った6人を出迎える子供達。エマは鬼の町で見つけた寺と金の水の場所について説明を始める。
金の水の場所は3つ目の候補地、そしてお寺は2つ目の候補地で見つけた6人。
寺はエマがクディウティダラで見た寺と全く同じ。長居は無用、6人は長い階段を登って寺へと近づいていく。
小さな塔が6つ。扉はすべて鉄柵で中には入れないようになっている。レイが中を覗くと、人間を抱えている鬼の像、竜の目のモチーフにお供えもの、お札でグルグル巻きにされた箱などが飾られていた。
塔の1つの前にみんなを集めるヴァイオレット。中を覗くとそこには、顔のない鬼のミイラのようなものが祀ってあった。服も体格も全然違うが、〇〇に何となく似ていると言うエマ。
レイがふと上を見上げると、そこには”昼と夜”を表している天井絵が。他の天井には何が描いてあったか確かめる6人。エマがみんなを呼び寄せると、そこには”金の水”が描かれていた。
残り4つも確かめていく6人は気づく。
「この寺の6つの塔全ての天井絵を繋ぎ合わせたらー」
手がかりではなく”入口”に入る方法を突き止めたエマ達。その吉報に子供達は喜びの声を上げる。
残り2か月、これなら間に合う。まだ気は抜けないが、これで”昼と夜”へ行ける。”約束”を結び直しに行けるのだ。
入口に入る方法を尋ねるユウゴ。エマはカバンから金の水が入ったボトルを取り出す。その瞬間、凄い勢いでドアを開け部屋へ入ってきたペペ。
「みんな今すぐ逃げろ!!!敵襲だ!!!」
大きな爆発音と共に現れた男が現れる。アンドリューだ。
生きるために食べる
鬼の街で食料を買う鬼の子たち。鬼の食料なのでもちろん人間の肉なんですが、この子達は私たちが家畜の肉を買って日々食べてるように、人間の肉を食べてるんだよなあ、と思うとなんだか複雑な気持ちになります。
脱獄から1年と7ヶ月。エマたちも少し大人っぽくなったように感じます。大人になれない"ネバーランド"であるこの世界からの脱獄、絶対に成功してほしいです!
生きたいだけなのに
みんな無事か確かめるエマ。ロッシーとルーカス以外は全員揃っているようだ。
ペペが敵襲を知らせた後、すぐに武器庫へ隠れた子供達。ロッシーとルーカスは、電話がある隠し部屋に身を潜めていた。
常に警戒していたのにこのシェルターがバレてしまった。モニター室で監視していたペペの話によると、敵の数は恐らく8人。いきなり闇の中から現れたと言う。
隠れていてもじきに見つかってしまう。逃げようと提案するエマ。つまりシェルターを捨てるということ。これで支援者との連絡も取れなくなってしまう。しかし命の方が大事だ。
万一のためにさんざん想定してきた子供達。持ち出す荷物はあらかじめまとめている。武器は各部屋にも隠している。
そして逃げ道。このシェルターには出入口が3つある。いつも使っている出入口の他に非常口が2つ。
その非常口への道は7つある。武器庫の奥、北の廊下、モニター室、資料室、風呂場、南の廊下、そして電話のある”隠し部屋”だ。
向かう先はソンジュが繋げてつくった地下道跡。一日歩けば森に着ける。
シェルターを失うことは痛手だが、生きてさえすれば何とかなる。
武器庫の奥から非常口へ続く道へと進んで行くエマ達。
一方、隠し部屋から非常口へ続く道へと入ったルーカスとロッシー。ルーカスはモニター室の様子を確認していた。ペペが逃げる前にダミーの映像に切り替えていたのが敵にバレてしまったのだ。
リアルタイムの映像に繋ぎ直されたら、子供達が地上へ出る時にカメラから丸見えだ。モニター室を奴らに渡してはいけない。ルーカスはロッシーにここに隠れているよう伝えると、モニター室へと戻って行く。
敵の背後へ静かに忍び寄るルーカス。そのまま後ろから首を締め始末する。隠し扉から顔を覗かせるロッシー。
モニターを壊さなければと言うルーカスは、敵の無線機に気づく。耳に当て音声を聞いたルーカスは驚く。
「各班 配置につけ 出口は”全て”固めろ」
なぜか出入口が他にもあることが敵にバレていたのだ。非常口は待ち伏せされている。
エマ達に知らせるため、非常口への道を走るロッシー。
ー非常路を進んで行くエマ達。
その後ろでは、ユウゴとレイが敵がなぜ8人なのか気になっていた。こちらは60人以上、武器もある。もしそれを把握しての人数であれば、それで十分制圧可能な精鋭チームということだ。
気になるのはそれだけではなかった。なぜカメラの死角を縫って来れたのか、どうやってこのシェルターの位置を知ったのか。何か見落としていないかと心配になるレイ。
突き当りに到着した子供達。一度上へ上がって、少し歩いてもう一度上がったらもう出口だ。
先に行って出口を開けてくると言う子供2人はハシゴを登って行く。
もうすぐだ。出口が開くのを待っているクリスの耳に銃声が鳴り響く。
パンッ
銃声と同時に何かがクリスの目の前に落ちてくる、人間だ。先ほど出口を開けに行くと言ってハシゴを登って行った2人。死んでいたー
呆然とするクリスを上から狙うアンドリュー。気づいたエマが走り、クリスの体を地面に伏せさせる。そのままクリスを抱えて後ろへと走って戻るエマ。
話しかけても反応がないクリス。頭からは血が流れていた。
「食用児諸君 聞こえるか 私はアンドリュー 君達を殺しに来た」
隠れていても無駄だと告げるアンドリュー。この1年半で”支援者”を一人残らず探し出し始末したと言う。シェルターの場所や内部構造を把握されていたのはそのためだった。
出口も全て押さえている。大人しく出てくれば苦痛は与えない。その言葉に、どうすればいいのか考える子供達。
私達は生きたいだけなのに、同じ人間なのに、なんでー
自分達は”約束”を破るつもりはない。七つの壁を探してもうすぐ”約束”を結び直せる。人間世界に迷惑はかけない。争う理由はどこにもない。
「私達は!!当たり前の日常を守りたいだけなのに!!」
そう叫ぶエマに関係ないと吐き捨てるアンドリュー。
たとえ世界が許しても”我々”は今この秩序でなければならない。当たり前の日常、守りたい、勘違いするな。
「食用児には最初からそんなもの存在しない」
全てまやかしにすぎない。アンドリューはそう告げると、上から缶を落とす。ガス缶だ。
急いで防火戸を閉めるヴァイオレット。
一旦、後ろへと退いていくが、退いたところで敵に囲まれているのは目に見えていた。出口は塞がれ地の利もない。このままじゃ全滅してしまう。
“襲撃者を殺さなければ”
家族を仲間を守るなら敵全員を殺すしかない、そう考えるレイ。しかし相手も人間。自分はともかくエマや弟妹、大半の仲間にそれはムリ。そうでなくてもこっちは60人で動きが鈍い。機動力は敵が上だ。
ガスを使われたら終わりだし、正面から撃ち合えばたとえ勝てても必ず誰かが死ぬ。これ以上誰も死なせない、早く逃げなければ。でもどっちにどう逃げればー
エマがそう考えていると、息を切らしたロッシーがやって来る。ルーカスも無事なことを伝えたロッシーは、敵の無線機をエマとレイに渡す。
ここに来るまで敵は何度か指示を出していたそうだ。
“標的は現在第1非常口から東へ後退中。地上班第2非常口はそのまま待機、北廊下南廊下、西端中央は移動。総員直ちに包囲せよ”
現在の敵の位置を把握するエマ達。前を塞ぐ敵の位置が”北の廊下”だけなら、今自分達がいる道と繋がっているのは1箇所のみ。敵がこの道を降りてくる前に自分達がつっきってしまえば包囲が崩せる。
でかしたロッシーと褒めるレイ。恐らく電話がある隠し部屋と、食堂下の武器庫は敵にバレていない。だから敵はこんな隙が生まれる配置を組んだのだと予想する子供達。
ルーカスはモニター室を壊したら、いつもの出入口を”開けてくる”と言っていたらしい。
ルーカスとロッシーのおかげで活路が見えた子供達。気づかれる前に武器庫を抜ければ、いつもの出口から外へ出れる。子供達は非常路を走り、シェルターへと戻っていく。
出口へ到着すると、既に敵を始末したルーカスがみんなを出迎える。
無事に外へと出れた子供達。ルーカスとユウゴは今の内に逃げるようみんなに伝える。
残りの敵6人を”追って来られないように”しておく必要があるからだ。
自分達も残ると言うナイジェルやジリアン達に、先に行くよう促すルーカス。子供達が背負う必要はないから大人に任せておけと言うユウゴ。敵から剥ぎ取ったガスマスクと防弾チョッキを身に着けていく。
すぐに追いつくからと言い、子供達と別れた2人。銃を構え、シェルターの中へと戻っていく。
「郷愁のシェルター」
「ああ 俺達の墓場には打ってつけだ」
シェルター発見
やばいやばい、ついにシェルターがラートリーたちに見つかってしまいました・・・!
秘密の抜け道は全て把握されており、袋小路状態のエマたち。さっきまで生きてた家族も目の前で銃撃され殺されてしまいました。ショッキングすぎます。
エマたち食用児に守りたい日常などないと言い捨てるアンドリューにはまじで怒りしかないですね。そしてその裏で少しずつ行動を起こしてるノーマン。早くエマたちと再会できますように!(オフシーンに描かれています。)
ユウゴもルーカスも、俺たちの墓場には打ってつけだとか言ってるけど死なないですよね?どうか生きてエマたちと合流してくれ・・・!!
さいごに
12巻では、無事に支援者との連絡が取れ、"七つの壁"への行き方も分かったエマ達。しかし突如、ラートリー家による襲撃でシェルターを追われることに。
無事に逃げ切ることはできるのか?シェルターに残ったユウゴとルーカスはどうなってしまうのか?
13巻も必見です!
約束のネバーランド13巻
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『約束のネバーランド』13巻【ネタバレ有】ユウゴとルーカスはどうなる?ミネルヴァからの連絡の内容とは?
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