2021年7月29日 2021年11月19日
昔からダイエットや勉強など、自分がやりたいと思ったことでも結局長く続かない傾向があります。
みなさんはどうですか?何をするにしろ継続できてますか?
私は最近やっと少しずつ習慣化に成功したこともありますが、まだまだ習慣づかないことも多々あります。
どうやったら自分のやりたいすべてのことが習慣ができるのか・・・
そんな「習慣化のコツ」を知りたくてこの本を手に取りました。
そんなわけで、今回は吉井雅之さん著「習慣が10割」を感想を交えてご紹介していきます!
こんな人にオススメ!
・早起きやダイエット、勉強などが続かない
・すぐに諦めてしまう
・ネガティブ思考から抜け出せない
・つい楽な方へ逃げてしまう
目次
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今回ご紹介する「習慣が10割」はAudibleで無料で聴けちゃいます!
Audibleは、本をゆっくり読む時間がなかなか取れない人にオススメ!
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「習慣が10割」ってどんな本?
早起きやダイエットなど習慣化が続かないのは自分の意志や、やる気の問題ではなく、習慣の作り方を知らないから。
どんな習慣を身につけるかで人生が決まる。習慣がすべてを決めている。
つまり習慣が10割ー
5万人に習慣の作り方を教えてきた習慣形成コンサルタントの吉井雅之さん。
習慣によって人生が変わった人達を数えきれないほど見てきた吉井さんですが、ご自身も今まで事業に失敗したりギャンブルにハマったりと、散々な人生を経験されています。
本書はそんな吉井さんの経験から基づく習慣化のアプローチ方法や、今まで多くの人達に習慣化を教えてきたノウハウが詰められた一冊です。
難しい言葉は使っておらずシンプルな言葉遣いなので、スラスラ読めるかと!
「習慣が10割」の感想レビュー
能力の差ではなく習慣の差がものをいう
今の自分を作り上げたのは過去の自分自身で、過去の言葉や行動、思考などの積み重ねが今の自分を作り上げています。
つまり自分自身の「習慣」が人生の全てを決めているということ。
よく「あの人は元々才能があるから」とか言うけど、人に能力の差はなく、あるのは習慣の差だけだとここでは定義されています。
確かに今の自分って「今の自分」が突然作ったわけでなくて、「過去の自分」が作ってきたもの。今まで生きてきた毎日の積み重ねで今の自分ができてるんですよね。
ネガティブな言葉をよく使ってる人は要注意!
人間の脳は耳から入ってくる情報を、全て本当のことだと思い込む性質があるそうです。
かつ一定期間にわたって五感から繰り返し取り入れた情報は、潜在意識に到達して脳の奥深くに根を下ろします。
そしてその潜在意識に刷り込まれた情報は、行動や言葉、表情として無意識に現れるのです。
刷り込まれるのは他人の言葉だけでなく、自分が発した言葉も!
よって常にネガティブな言葉を自分に向けて使っている人は、それが脳に刷り込まれてしまうんだとか・・・
「自分なんて」とか「どうせうまくいかない」とか自分に対してネガティブな言葉を使っていると、いつの間にかほんとにネガティブ思考になってることってありますよね( ;∀;)
習慣化を邪魔する正体とは?
なぜ続けられないのか?なぜ習慣化できないのか?
それは「安楽の欲求」が根底にあるから!
安楽の欲求=3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)、物欲、支配欲、私利私欲など
人間は何も意識せず生きていると、「楽して生きたい」といった安楽の欲求が勝つようになってるんだって。
思い当たる節がありすぎて耳が痛い・・・
やりたいことや出来るようになりたい事は山ほどあるのに、楽な方に逃げてしまう癖がついちゃってるんですよね~。ハァ
そんな安楽の欲求に対して、「充実して生きたい!」と求めるのが「充実の欲求」。
充実の欲求=自己実現欲、自己成長欲、価値創造欲、社会調和欲など
目の前の安楽に流されず、「充実した人生を送ろう」と意識することで、何歳からでも成長することが可能なんだとか。
よく「何歳からでもチャレンジできる!」って聞くけど、年齢関係なく何かを成し遂げてる人は、この「充実の欲求」を意識してるのかもしれませんね!
意思が弱い人でも続く習慣化のスキル
「1個前の習慣」を決める
習慣が続かない人の共通点は「1個前の習慣」を意識していないことです。
例えば早起きしたければ、前日の夜何時に寝るかを決めます。
そしてその時間に寝るためには何時までにお風呂に入り、何時までに食事を済ませ、何時までに帰宅するなども決めます。
常に1個前の習慣を決めれば、習慣はスムーズに実行できるのです。
要するに逆算して行動しろってことですよね!
習慣の話ではないけど・・・
私も先日、朝から行われるオリンピックのソフトボールの試合がみたかったので、「何時までには身支度を済ましてテレビの前に座る!」と事前に決めていました(本気)
そのためには何時に起きる、何時に起きるためには前日何時までに寝るってところまでね。
おかげでリアルタイムでいい試合が見れました!
「〜しなければならない」はNG
習慣が続くか続かないかは「好き嫌い」で決まります。
習慣化で挫折しないためには、自分の「やりたいかやりたくないか」の感情を大切にしなければなりません。
本当にやりたくないことを無理に「~しなければならない」と考えると逆効果!
「しなければならない」と考えてしまった時点で義務感が増して、やるのが億劫になってしまいますよね。
例えばダイエットをしているのなら、
✖「甘いものはやめなければならない」
〇「ダイエットに成功したら憧れのあのワンピースが着たい」
など自分の中にある「やりたい」という感情にフォーカスしましょう!
私もダイエットをしているのですが、よく「なるべくお菓子は食べないようにしなくちゃ」とか「〜しなければ」と言う感情が先行してしまいます( ;∀;)
でも「やりたい」と言う感情にフォーカスすると、「おしゃれな洋服を着たい」「写真にきれいに写りたい」などポジティブな考えにシフトすることができます!
悪魔のささやき「お試しくん」
習慣を始めて1、2週間経ったあたり。そろそろ習慣化できたかな?と思った頃にやってくる悪魔のささやき、通称「お試しくん」。
こんな事して何になるの?今やらなくてもいいんじゃない?
など過去の習慣の積み重ねで作り上げられた自分が、今の自分を試しにかかってきます。
「今日疲れてるし運動しなくていいんじゃない?」とか「明日挽回すればいいんじゃない?」とかよく耳元で囁いてくるアイツです。
しかしその「お試しくん」から、自分が今までどんなふうに生きてきたか顧みることができます。
「今やらなくていいよ」→これまでの自分は何でも後回しにする癖があった!
「仕事が忙しいから」→これまでの自分は仕事の忙しさをいい訳にしてた!
習慣を始めて1、2週間の行動や思考こそが、自分が今まで生きてきた人生の縮図。
今までの自分を知る良い機会だと考えて、改めて自分を顧みましょう!
ちなみに私は
・疲れたことを言い訳にしてきた
・後回しにする癖がついていた
傾向が分かりました!
今までも何となくそういう傾向があるなとは感じていましたが、実際に言葉にしてみるとちゃんと自分の言い訳を認識できるのでオススメです。
脳にアプローチして挫折しない習慣をつくろう
一般に習慣と呼ばれているものは、4つの習慣の連続によって構成されています。
①受信習慣:どうインプットするか←☆ここが一番重要
②言語習慣:インプットから得たイメージをどう言語化するか
③思考習慣:言語をもとにどう考えるか
・確信習慣:「自分はできる」と確信できるかできないか
・錯覚習慣:良い思い込みが悪い思い込みか
④行動習慣:思考をもとにどう行動するか
人間の脳は0.1秒で物事を認知。0.4秒で過去の記憶を検索して、インプットにどのような意味があるのかを確認。0.5秒でそれが自分にとって快なのか不快なのかを判断するそう。
つまり0.5秒以内に習慣化できるかできないかが決まるってこと!爆
かつ人間の脳はマイナスの感情ほど記憶しやすいです。
じゃあどうすればいいのか?
ここで朗報です。脳は「入力(インプット)」より「出力(アウトプット)」を信じる性質があります。
マイナス思考は止められないので、ネガティブな入力をしてしまうのは仕方ないです。しかし出力をポジティブなものに変えることはできます。
ここで言う出力は言葉や動作、表情のこと。
例えば、先日開催されたオリンピックの女子スケートボード(ストリート)の決勝。
金メダルをとった13歳の西矢椛(もみじ)ちゃんは、技が成功しても転んで失敗したとしても、毎回明るい笑顔を見せていました。
ネガティブな入力を、「笑顔を作ること」でポジティブな出力に変えていたのかもしれません。
試合を見てる方も、選手の落ち込んでる姿より前向きな姿を最後まで見たいと思いますが、選手自身も自分自身に「できる!」と思い込ませてたのかなーと!
楽しいことがなくても、口角を上げれば脳が「何かいいことがあったんだな」と思い込みます。
物事がうまくいってもいかなくても、脳をプラスに導く決めポーズをすれば、脳もその出力を信じてプラス思考に変わります。
ポジティブな出力をどんどん増やして、挫折しない習慣づくりをしていきましょう!
おわりに
いかがでしたか?
やりたいことが続かないと「自分なんて」とか「やってもムダ」とか思ってしまいますよね~( ;∀;)
私も今までダイエットや語学の勉強などでたくさん挫折してきました。
本の中で「習慣は自分と約束してそれを守ること」という言葉があったのですが、今度は自分との約束を守りたいです!
みなさんも本書をいかしてぜひ、やりたいことを習慣化していきましょー!
本書では今回ご紹介したもの以外にも
・習慣が作り出されるメカニズム
・習慣化を挫折させない秘訣
・出力をプラスに変えるとっておきの方法
・脳からマイナスが消える「クリアリング」
・「脳のワクワク」を高める方法
・テーマごとに習慣化を成功させるポイント
(早起き、運動、勉強、ダイエット他)
など、他にも習慣化へのアプローチ方法がたくさん載ってます。
今度こそ習慣化を成功させたい人は必見です!
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